第9回院内研究発表会を開催

　平成29年9月15日（金）に「第9回院内研究発表会」を開催しました。当法人職員による8演題と麻酔科・内科の柴田まゆみ医師による特別講演が行われ、参加者は日頃の研究や実践の成果に耳を傾けていました。

　開催にあたり千葉理事長から「この研究会は発表の練習をして、学会で発表するという1つの過程。平成31年に行われる日本精神科医学会学術大会は札幌を予定しており、当法人を全国的にアピールできる良い機会になる」とあいさつがあり、発表に移りました。各演題に対して活発な質疑応答が行われ、とても有益な時間となりました。

　最優秀賞は「知的障がい者の一般就労に対する課題中心アプローチの有効性」を発表した就労支援センターピアチェーレの及川卓郎・作業療法士、優秀賞は「当院での嚥下調整食への取り組み」を紹介した若松紘美・管理栄養士が選ばれました。

　講評では、渡邊精神科診療部長から「当院の院内研究発表会はレベルが高い。今後も研究を重ねながら、さらに良い内容にしてもらいたい」、福澤内科診療部長からは「忙しい業務の中での研究で大変だったと思うが、鋭いテーマが多くて感心した」と評価をいただきました。

　この研究発表会は、他の部署の取り組みを知ることができる貴重な機会となります。ここで学んだ知識をヒントに、より良いサービスの提供に努めて参ります。

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