第21回　認知症家族のつどい「福寿草の会」　開催しました！

平成29年6月16日（金）、第21回 認知症家族のつどい「福寿草の会」を開催しました！

今回は、「思う存分話をしてもらう会」という内容で、ご家族同士による交流会を行いました。
　
主な内容としては、日頃、介護している中での工夫や苦労話が中心でした。

＜具体的な内容＞
・徐々にもの忘れが出てきた。今後が心配。みなさんのご家庭ではどうしてる？
・徘徊が出てきたんだけど･･･。
・車を運転していて事故にあわないか心配。どうしたら運転をやめられるだろうか。
・介護に前向きになれるコツ、支えるコツってどんなものがある？
→『自分の中で「仕事」と捉えると楽になった。』
　『 時間を使って外に出るようにしています。そうすると、「家ってやっぱりいいんだな、しっかり支えていこう」と思える』
・自分の交友関係を大切にしている。
・苦労を吐き出せる場所を作るように心がけている。
・自分と同じ想いをしている人がいるんだと思うと救われる。
・「言うことを聞いてくれない＝まだしっかりしている」と思うことで、ストレスがかなり減った。

認知症介護をされているご家族同士でしか話し合えないような内容ばかりで、参加されたご家族からは、「この時間が楽しみになっています」「愚痴を言える場はここしかない」「同じ想いを分かち合えることは救われる」と言った声が聞かれています。

「福寿草の会」は、認知症にお困りのご家族を支えるために活動しています。
２か月に１回、定例で家族のつどいを開催していて、認知症介護をされている方であればどなたでも参加することができます。多くの方にご参加いただきたいと思っています。興味がある方、実際になにかお困りの方は、まずご連絡を頂ければと思います。

ぜひ、ふるってご参加頂ければと思います。
よろしくお願いいたします！


　次回の福寿草の会：平成29年8月17日（木） 三愛病院 大会議室
　
　【問い合わせ・申し込み先】
　三愛病院認知症疾患医療センター　（電話：0143-83-3207）
　登別市地域包括支援センターあおい（電話：0143-83-0511）


　三愛病院　認知症疾患医療センター　担当相談員　竹内 亮平

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