第１０回　認知症家族教室を開催しました！

３月１９日（木）、当院内にある会議室にて第１０回 認知症家族教室を開催しました。このＨＰ上でもアナウンスさせて頂いておりましたが、今回は当院精神科医であります、長谷川伸二先生が講師となり、認知症についての勉強会と、その後は３グループに分かれての交流会となりました。

参加されたご家族は１４名。
介護されているのは、ご自身のお父さん、お母さんや夫、妻、ご兄弟や義理の父、母など、介護の状況はさまざまでしたが、介護者同士でなければなかなか分かち合えない苦労や悩みを共有する場となったのではないかと思っています。

長谷川先生の講義では、道に迷ってしまう状況を再現するための写真を使った説明や、イギリスの画家・ウィリアム・ウテルモーレンの認知症を患ってからの自画像を用いての病状の変化の説明など、認知症高齢者の心理を理解することの重要性や病状の変遷について伝えさせて頂きました。

今回で認知症家族教室も１０回を迎えることとなりました。
これからも引き続き、認知症を介護されているご家族の交流会を続けていきたいと思っています。介護への苦労や悩み、「ほかのご家族はどんな介護のされかたをしているのか」などなど、認知症や介護について、みんなで話し合いませんか。
次回は６月を予定しています。またご案内したいと思っています。
問い合わせは、三愛病院 認知症疾患医療センター（電話番号：８３－３２０７）までご連絡ください。

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