認知症カフェ　KUNAW　はじめました！

令和５年４月１９日（水）、第一回　認知症カフェ　KUNAWを開催しました。

認知症カフェとは、認知症になっても安心して暮らすことができる街づくりの一環として、国がそれぞれの市町村に設置を進めている事業のひとつです。コーヒーやお茶、お菓子を食べたり飲んだりして、みんなで楽しみながら認知症の情報をえることができるという取り組みです。

毎回、認知症に関するミニ講話を用意して、「認知症のことはここに来たら相談できる！」という場所にしたいと思っています。

認知症カフェKUNAWは、三愛病院と登別市地域包括支援センターあおいが協同して実施しており、月２回（第１、３水曜日）の頻度で開催します。場所は登別市千歳町にあるニナルカの里で行います。チラシに今年度の日程を記載していますのでご確認ください。参加費は１００円です。

認知症になられたかた、そのご家族、ご親戚、近隣のかた、地域のケアマネさんなど、認知症に興味や関心のある方ならどなたでもご来場いただけます。


ちなみに、「KUNAW（クナウ）」とは、アイヌ語で「福寿草」を意味します。福寿草は冬から春に季節が移り変わるときに咲く花です。春に咲くきれいな花ということで認知症になっても明るくすごせるようにということと、アイヌ語に因んで名付けました。また、福寿草は実は毒性もある花です。認知症になられた方も一緒にお住いのご家族も、困るときや悩んでしまうときもあります。時には、愚痴（毒）をこぼしたくなる時もあると思います。そんなときには、私たちに愚痴のひとつでもこぼして発散して欲しい、そんな思いも込めました。


ぜひ、お越しいただければと思います。


認知症疾患医療センター　相談員　竹内
　電話番号：0143-83-3207

認知症カフェKUNAW チラシ

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