私は小さい時、しょっちゅう体調を崩していて入院経験もあり、小児科の看護師さんに大変お世話になりました。私が辛い時に寄り添ってくれた看護師さんに非常に憧れが強かったのと、小学校の時にやっていたTVドラマ「ナースのお仕事」を見て更に将来の夢としての実感が深まり、小学校の卒業文集の将来の夢では「看護師さん」と書いていました（笑）
地元の札幌で普通科高校を卒業し、看護大学へ進学後、資格を取得して札幌の終末期医療を中心に行っている病院で２年間ほど経験を積み、結婚を機に胆振に来てからずっと三愛病院に勤めています。

三愛病院に勤務して３年目で娘を授かり、その際に産休・育休を取らせていただきました。仕事の復帰には不安がありましたが、師長さんをはじめ、スタッフの育児・子育ての理解があり、急な子供の体調不良などでお休みをいただく時も嫌な顔一つせずに、むしろ子供の体調を心配してくれて、とても助かっています。
スタッフも先輩ママが多く在籍しており、休憩中は育児での悩みや相談、最近の子供の様子などについて情報共有ができ、仕事内容も煩雑さは無く、とても働きやすい職場だと思います。

子育てと仕事の両立は、周りの協力と理解が得られなければ容易なことではないと思います。しかし前述の通り、職場での理解があり、日々やりがいを持って患者さんと接することができる病棟で勤務しているのであまりストレスはありません。
勤務中は保育所に子供を預けているのですが、寂しい思いをさせている反面、集団生活で学ぶことはたくさんあり、心身ともにたくましく成長している姿を見ると、賛否両論ありますが、一概に保育所に預けることが悪いとは言えないと思います。
夫は会社員なのですが、娘が生まれてからは早く帰宅してくれたり、保育所の送迎、日々の育児を手伝ってくれたり、たくさんサポートしてくれています。共働きをしているからこそ、一緒に育児という貴重な経験を積むことができているような気がします。